あなたの寄付で人と犬・猫が共存する殺処分のない社会。一頭でも多くの動物が幸せになることを目指します。
マザールーフでは20年以上に渡り犬・猫の保護や里親探し、引き取り手のなかった犬・猫を大事に育成してきました。 個人からの犬や猫の問題の問い合せに応じたり、人と犬と猫のより良い共存を目指し、人と保護犬や保護猫と触れ合う機会を設け、命を捨てない、命の大切さを情報発信、啓蒙活動を行っています。 地域猫の問題が増えており、保護した猫の避妊去勢をして飼育や里親さん譲渡、スタッフの手の届く範囲で地域猫見守りもしています。 ●2020~2022年 新規の保護猫の避妊去勢と治療、保護の頭数 59匹
人と犬・猫が良い関係で共存する殺処分のない社会を。一頭でも多くの犬・猫が幸せになれることを目指した活動。
約20年以上前から保護犬を大切に育てながら、里親さんにも譲渡する活動をしてきました。また一般個人の犬や猫の問題についての相談に応じたり保護犬や保護猫を通して命を捨てない、命の大切さを今までの経験から情報発信を行い、啓蒙活動を行っています。
マザールーフで育てている犬や猫は持病、高齢などで里親さんが決まらない子達です。外のシェルターではなく室内でスタッフがいつもいる空間で1頭1匹大切に育てています。
また近年は地域猫や保護猫の問題が増えており、保護した猫の避妊去勢をして飼育や里親さんへ譲渡する、もしくはスタッフの手の届く範囲の地域猫として飼育し見守っています。
●2020~2022年 新規で保護した猫の避妊去勢(含む医療)と保護(飼育・譲渡含む)の頭数 59匹
野良猫、もしくは家猫だったのに放置されてしまった猫達。猫達の命を守るには保護して飼育することが良いと思っていますが一概にはうまくいくものではないと思っています。そこで外で生きている猫達が人間との程よい距離感で比較的安全に暮らしていくには、避妊去勢を行うこと。そして地域猫ととして見守る選択肢もあります。保護する人が増えるよう、また犬や猫を捨てないよう情報発信を行い、個人で多頭保護している心ある方達への物資支援、育て方のサポートなどをしており今後は更に強化していきます。
保護猫の避妊去勢を専門として少しでも診療費を低額にしたスペイクリニックを作り、保護猫や保護犬を育てていらっしゃる個人や団体さんをサポートしていきたいと今開業準備を進めています。スペイクリニックと併設した動物病院(一般診療)を考えており、一般診療では夜間病院が開くまでの時間や、お昼休み時間帯(福岡ではお昼休み時間が長い病院が多いです)も診療できるような病院を今後目指しています。
福岡県内の山で犬40頭の飼育崩壊がおこっており、助けるための支援SOSが2年前に知り合いの愛護団体さんからありました。犬たちの避妊・去勢,ノミダニ駆除から始めこれ以上増えないようにすることからスタートし、医療支援、里親探しなどのお手伝いをするようにしました。もちろん、犬たちがいる劣悪な環境を改善することも支援団体さんと話しながら支援していくことしました。
里親探しも中型MIXや大きい犬が中心ですので決まるのが難しいのが現実でした。少しだけでも減らすことが必要だと考え、2匹の中型犬を引き取りました。健康診断や避妊手術をして引き取りました。皮膚病とフィラリアでしたので治療しながら大切に育てています。人に慣れて今では優しい犬となり猫たちとも遊んだりするようになっています。
山の犬たちも飼い主さんや愛護団体の皆さんの努力で現在19頭にまでになりました。まだまだですが、これからも健康をいじするための医療の支援や食料など様々な支援が必要です。もちろん里親探しのが必要です。そのためには費用や施設、人件費などが必要のため支援基金を呼びかけています
マザールーフでは目が行き届かない保護はしたくないため、新たな保護や引き取りにはお応えしていません。ただ、ここ最近も保護したいけどできない、もう飼えないという相談は多く、人間の都合に対して、私達も何とかしたいという思いはあっても限界があるため日々葛藤しています。
2024年9月にケガをした猫がいるので保護・捕獲をしてほしと要請がありました。
基本はご自身で行うようお願いをして捕獲の仕方や病院への対応法などをアドバイスしていますが、今回は里親をその方が見つけている、ケガをしているので捕まえるのが難しいのでとお願いされ捕獲の手伝いをしました。
1週間かけて挑戦し、最終的にはマザールーフスタッフとボランティアさん総勢10名で、1時間以上かけて捕獲しました。
マザールーフが病院へ連れていき検査の結果、白血病でした。依頼してきた方は白血病なら引き取れないとなり、マザールーフに置いて行かれました。ケガは重度の皮膚病のため治療もしました。マザールーフにも猫がたくさんいるので個室を設け1匹で置くことに。大事に世話をし現在は元気になり、ガリガリだったのに今では丸々と育っています。
2025年、今度は4頭のラブラドールの飼い主から「病気になり飼えなくなった」ので里親を探して欲しい、引き取ってほしいとの相談がありました。
いろんな団体に相談したけれど断られたようです。
マザールーフも高齢の大きい犬の介護が大変で、大型犬の世話は難しく引き取りは難しいとお断りをしました。
純血種なので里親が見つかる可能性があるため里親を探すお手伝いをすることにしました。
いろんなコミュニティや、動物病院にもお願いしていますが、なかなか難しい状況です。
4頭とも30キロから40キロあり、避妊去勢をしていません。外飼いでノミダニ駆除もしていない、健康チェックを怠っているなど飼い方に苦言を呈しました。
必至で探して大型犬を飼ったことのある知人にも連絡し、里親候補が一人見つかりましたので一緒に会いに行きました。
4頭とも元気がよく、可愛らしく愛情は注がれていたようで、笑顔です。
1,2頭は里親さんが見つかりそうですが、他の子達も何とかしてあげたいと思っています。
これから、どうすればいいのか、里親が見つかるまでマザールーフが引き取るとなると場所(部屋)も必要になるし大変なことだらけです。問題は山積みですがスタッフと話し合いながら努力をしていかなければいけないと考えています。
私たちにできることは限られていますが、一人でも多くの方が1頭でも1匹でも救いたいという認識を持つだけでも、救われる命が増えて変わっていくと思います。
保護・飼育の意識・知識が高まり、一人が1頭でも責任感を持って保護できるようサポートの充実を目指し情報提供や啓蒙活動を更に行っていきたいと思っています。
社会問題にまでなっている地域の野良猫や多頭飼育崩壊、それはすべて人間の都合によって生じることです。
マザールーフでは、スタッフの数も費用も限界があるため新規での保護や飼育は大変難しいのですが、それでも日々寄せられる保護してほしいという依頼に応えているケースがあります。
白血病で飼育できない猫や多頭飼育崩壊からの犬を受け入れましたが、保護したいと思う方達自身での努力も必要で大切だと考えていますので、ご自分で保護される方々へのサポートやアドバイスを中心に命を救うお手伝いをしています。
犬や猫にやさしく、共存することに理解のある社会は、環境にも人にも優しい社会だと考えます。
人と犬、猫がおだやかに共存できるやさしい社会を目指して一歩一歩ですが日々の活動を行っています。
そのために、マザールーフの保護犬、保護猫達と気軽に触れ合えるようふれあいの機会を設けています。子どもたちがボランティア活動として親子でマザールーフに参加したり、大人やシニア層にも触れ合えるようにしています。
命の大切さを知って頂けるよう、情操教育につながるようにしています。また、減債釈迦につかれた心を癒せる場としても今後、この活動を広げていきたいと思っています。
私たちが知ってるだけでも、個人やご家族でたくさんの猫や犬を保護して、大切に育てている方が相当数、日本にはいらっしゃいます。自分達で飼育するだけでなく、大切にしてくださると確信できた里親さんを丁寧に探して譲渡まで行うとても手間のかかる愛情にみちた活動をされているのです。そのような方や団体さんのサポートに少しでもなればとの思いで、スペイクリニック開業を目指していたり物資や相談に応じるなどで皆様を応援しています。